かなり前のブログで、市販の培養土のことを書きました。市販されている培養土によっては、生育が緩慢になることも・・・。
詳細は以下よりご参照下さい。
園芸の楽しみ方は様々ですが、少し余裕がある方は土づくりに挑戦されてはいかがでしょうか?
先日、訪問した埼玉のヤマシタフラワーズさんでは、近隣の林から落ち葉を集めて堆肥化し、ポット苗や鉢物用土に使用されています。買い土が全盛の時代に大量生産をされている生産者がこのような取り組みをされているとは・・・。
種子繁殖系のペチュニア
栄養繁殖系のペチュニア
ヒューケラ
どのポット苗も見事な生育の揃いとボリュームでした。思わずすばらすぃ~!
お話を伺うと、生産はしっかりとした土づくりが基本であるというお考えでした。昔から行われてきた良いと思われることは、受け継ぎしっかりとした株作りに活かしていらっしゃいました。
下の写真は数年前に混ぜ込む腐葉土だけを変え、ビオラの試験栽培を行なった時のものです。左側が市販の腐葉土、右が大学で作ったケヤキ100%の腐葉土をどちらも同じ割合で混ぜ込んだ用土に植え付けたものです。
左)市販の腐葉土、右)ケヤキ100%の腐葉土
株のボリューム、細根の量は明らかに左のケヤキで作った腐葉土の方が良いですね。
落ち葉を集めて土づくりに挑戦されてみてはいかがでしょうか? 思いのほか良いものができますよ。
(渡辺 均)
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