今月の14日に修論発表会が行われ、本日16日に卒論発表会が行われます。
先輩方がこの日のために研究を行ってきた成果を発表する場に参加し、様々な分野の発表を聞くことができとても刺激を受けました。
さて、今回は自身の実験植物について紹介したいと思います。
私の実験植物はシバで、イネ科の多年生の植物です。
公園や緑地のグランドカバープランツやゴルフ場のグリーンなどに用いられており、近年では屋上緑化や駐車場緑化などの都市緑化にも利用が拡大されています。
今回、実験に用いる品種の中から、ノシバ(Zoysia japonica Steud.)とケンタッキーブルーグラス(Poa pratensis L.)の二品種の播種を行いました。
それぞれの品種について少し説明します。
ノシバは北海道南部から沖縄まで日本に広く自生している暖地型のシバです。
日本芝の中では葉が最も硬いという特徴があり、座ったときにちくちくします。
ケンタッキーブルーグラスは西洋シバと呼ばれる寒地型のシバです。
サッカー場のシバや公園や家庭のシバなど幅広く利用されている品種です。
次に播種の手順です。
まず、トレーに播種用土を敷き詰め、そこに種子を播いていきます。
種子は15〜30g/m2の割合で播種しました。
播種後に、バーミキュライトで薄く覆土し、十分に灌水して発芽室で管理しました。
約三週間後の様子がこちらです。
ある程度成長した段階で、発芽室から閉鎖型苗生産システム(苗テラス)へ移動し、トレーいっぱいにシバが広がった状態になるまで生長させていきます。
今後もシバの生育状況をお伝えしていきたいと思います。
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