2015年7月17日金曜日

隙間の植物たち

台風11号が通過中ですが、
皆様のところで大きな被害はないでしょうか。

千葉大学も温室の側窓を完全に締め切り、バネで固定するなど対策を施しています。
沖縄では連続する台風に向けて、すでにイネ刈りを行ったりと各地対策に忙しいようです。
農業は自然の力を借りているだけに思い通りにいかないですね…


今日は小さな自然との闘いです!

注目して頂きたいのはここです↓


花の咲いている温室内ではないですよ~
右の隙間に注目してください!

このビニール温室ですが、ガラス温室の間に後から建設したものなので、
ハウス間の隙間が30-40cm程度しかない状態です。

しかし、この小さな隙間にも、たくさんの植物がいつの間にか生育していました。
・スズメノカタビラ(Poa annus:イネ科・イチゴツナギ属)
・ハキダメギク(Galinsoga ciliata :キク科・コゴメギク属)
・イヌビユ(Amaranthus lividus :ヒユ科・ヒユ属)
・エノキグサ(Acalypha australis :トウダイグサ科エノキグサ属)
…など、こんなに小さな空間に多様な種の植物が根を張り巡らせています!


…が!
かわいそうですがいわゆる雑草ですので、残らず除草させていただきます。

温室の脇や床、栽培空間に雑草が繁茂していると、
そこが害虫や病気の発生源となり、農薬を散布しても効きが悪くなったり、再発を引き起こす要因になってしまいます。
また、家で大事に育てている植物に農薬をかけても、その脇の雑草まで丁寧に撒く方は少ないかと思います。

気温と湿度が高いこの季節は、雑草や病害虫も成長が早いため、
こまめな草取りを心がけたいです。

苗生産部では、すべての温室の中や周りの除草を徹底するように指導を受けています。
基礎の基礎かもしれませんが、とても大切な生産活動の1つです。

(学生:修士2_土屋慶輔)






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