6月1日に3年生の実習でペチュニアの交配実習を行ないました。その内容は6月2日のブログでご紹介しましたが、今日はその続きです。6月2日のブログは、下記をご参照下さい。
http://naeseisan2.blogspot.jp/2015/06/blog-post_2.html
交配してからおよそ20日が過ぎ、種子を採ることができました。週1回しかない実習ですべての組み合わせの蒴果を採ることはできませんでした。採種を行なうことができました。
はじめに採った種子を入れる薬包紙の折り方を解説しました。さながら折り紙教室のようでしたが・・・。
その折った薬包紙の中に交配ラベルと収穫した蒴果を1果ずつ入れて保管します。
さらに殺菌剤で消毒・洗浄し・・・。
50ppmのジベレリン溶液を湿らせた濾紙上に種子を置きます。
最後に乾燥を防ぐためにシャーレの合わせ部分をパラフィルムで閉じ、交配組み合わせを蓋に明記して25℃の発芽室内で管理します。
いつもの実習のようにセルトレイに播種するのではなく、シャーレに播くのはその種子が貴重であることの他に、交配種子は休眠が深かったり、発芽の揃いが悪かったり、種子にカビが入ったりすることが多く、シャーレから種子を取り出して再度洗浄したり、シャーレごと冷蔵庫内で低温処理をして発芽を促したりすることができるためです。発芽したら1本1本ピンセットで救い上げ、セルトレイに植え付けます。
今後の実習でポット上げ → 選抜 を行ないます。9月の後半にはどんな組み合わせで、どんな花が咲くか分かります。楽しみですね。
(渡辺均)
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