2014年10月7日火曜日

アルゼンチンにて


前回は、9月上旬にペルーへ訪問した際の様子をお伝えしました。

さらに、9月下旬にはアルゼンチンへ伺う機会をいただきました。

アルゼンチンを訪れるのは3回目ですが、実に15年ぶり。


アルゼンチンでは現地研究機関で開催された、中南米9カ国の植物に関連する研究者が集まる研修会で、2日間にわたり、主に花卉の育種と遺伝資源の利用について、講演をさせて頂きました。




アルゼンチン、ブラジル、ペルー、ニカラグア、ボリビア、キューバ、ドミニカ共和国、グアテマラ、メキシコから集まった皆さんです。

まだ、独自に花の育種に取り組んでいる方は少数でしたが、自国の自生植物が遺伝資源として活用できるチャンスはたくさんあります。
2日間、集中して聞いてくださり、ご質問もたくさんいただきました。





アルゼンチンの花屋やナーセリーを見てみても、まだまだほとんどが、日本やアメリカ、ヨーロッパで育種された品種たちです。


今回お話しさせて頂いたことが、少しでも、自国の遺伝資源を見直したり、独自品種の育種に取り組まれるきっかけになれば幸いです。

自分たちの品種で自分たちの国を飾る、そして海外の街角でも自分の品種を見かける、そんな風になって欲しいなと願っています。

私にとっても、本当に、大変よい機会となりました。


(金谷)



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