今日は、苗生産部で生産している、ヒャクニチソウをご紹介します。
ヒャクニチソウ(百日草)というと、どんなイメージをお持ちでしょうか?
昔は、背丈の高い、派手な八重の品種が多くて、庭の片隅や、畑の余ったところで育てて、お盆など、夏の仏花に使う花、ということが多かったように思います。
うどんこ病に弱くて、いつも葉に白い粉が吹いていた印象です。
ところが、最近は矮性で、うどんこ病に強い品種が育種され、夏花壇用として、重宝されるようになってきました。
属名はジニア (Zinnia)。メキシコなど、北中米~南米を原産とする、キク科の植物です。
今回生産したのは、サカタのタネさんのプロフュージョンシリーズ。
うどんこ病に強い、矮性の品種です。
プロフュージョンシリーズは、1999年に発売され、AAS(オール アメリカ セレクションズ)や欧州のフロロセレクト)の金賞を受賞しました。そのうどんこ病耐性や、耐候性は、当時、驚きを迎えられたことが分かります。
最初は一重の品種だけでしたが、現在では八重品種も育成されており、今回、苗生産部で生産したのも八重品種です。
そもそも、「百日草」という和名があるぐらいですから、花期は長いものです。
これに耐病性や分枝の良さ→草型の改良などを加えることで、現在では、夏花壇にとても重宝な植物の一つとなっています。
ぜひ、昔から知られる植物も、新しい使い方で試して、楽しんでみて下さい。
(金谷)
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