本日の実習は、ピレスラム(Tanacetam キク科シルバーレース)の種子精製と試験播種です!
①:ピレスラム開花
②:ピレスラム種子熟
既に種子の採取と乾燥が終了しているものについて、ふるいがけを行い、がく・冠毛・種子から種子だけを分けていきます!
乾燥した花序を割ってみると、多くの種子が1つの花序内に含まれています。
③:花序断面
さらにそれらひとつひとつをみると、上部に冠毛、下部に種子というつくりになっています。
冠毛とは種子の上部にある毛で、風により種子を遠くへ散布させるのに役立ちます。
いわゆるタンポポのわたと同じです。
これら冠毛も取り除くため、目の大きいふるいから順に目を小さくしていきます。
④:冠毛と種子
⑤:ふるいがけ
ふるいがけの結果残ったものを、さらに選別するために用いるのが、皆さんのご家庭にもあるだろうこれです!
⑥:風選
扇風機の風により、風選していきます!
種子や残ったがく、冠毛はそれぞれ重さが異なります。
一般的に発芽率が良い種子は重いとされており、細かく砕かれた冠毛やがくは種子より軽いことが予測されます。
そこで、扇風機を用いて風でばらまき、近・中・遠というように落下地点ごと分類しました!
最後に、これらの落下地点毎に発芽率の違いを調べるため、試験播種をしました。
⑦:試験播種
最終的には大量のピレスラムをセルトレイや苗で出荷予定ですので、発芽率が高くより簡易な種子選別が必要ですね!
(学生:修士2年 黒沼)
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