2012年7月28日土曜日

ヒマラヤのアオイケシ

『ヒマラヤのアオイケシ』として
話題になった植物があります。






(※花の向こうの顔は気にしないで!)



ケシ科のメコノプシスです。



その独特の花の色と
ポピーに近い形状から
ブルーポピーと呼ばれることもあります。





このメコノプシスの種子を播いたセルで
子葉が展開し始めました。




288穴のセルの中で
ゆっくりと時間をかけて
大きくなってきています。





と その中に、、、



葉も茎も真っ白な個体がありました!




これはアルビノと呼ばれる突然変異個体です。



植物におけるアルビノは、
光合成色素を合成できないため、
独自に栄養を作り出せません。



せっかく発芽しても
種子中の栄養を使い切った時点で
枯死してしまうのです。


成長したアルビノ個体を見られないのは
残念ですが、
高山など冷涼な地以外では
生産が難しいとされるメコノプシスが、
苗テラス内で今後どのような成長を遂げるのか…



じっくり見守ろうと思いま~す!





(池田)





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