みなさんこんにちは。
気づいてみれば、12月。今年もあと少しになりました。
12月になってから、晴れた日でも、最高気温10℃前後の日が多くなってまいりました。冬がきた!という感じです。
花屋やホームセンターのガーデニングコーナーにもパンジー・ビオラなどこの季節によくみられる花壇苗が並んでいます。
それに対抗して、、、ではありませんが、
本日のブログでは、1000属ハウスの中で、咲いている冬の花たちを一部紹介しようと思います。
まず、初めはこちら
今1000属ハウス内で一番賑やかなのが、シャコバサボテン(Schlumbergera属)です。
原産地はブラジルの高山で、樹上着生するサボテンの一種です。
和名の由来は、その見た目から、葉にある突起が蝦蛄(シャコ)の体に似ていることからきているとされています。北半球においては、この時期に咲くことからクリスマス・カクタスと呼ばれることもあります。
その他にもデンマーク・カクタスといった別名が見られます。
続いては、こちら
先ほど違い、まだまだこれから!といった感じですが、アッサムニオイザクラ(Luculia属)が前年に続き咲き始めています。
ヒマラヤ~雲南(中国)にかけての高山地帯に自生する常緑の低木です。
アッサムニオイザクラとして流通するものは、L.pinceanaと言われる、アッサム地方原産のものです。その名の通り、サクラのようなピンク色の花色ととても良い香りがするのが特徴です。
乾燥には比較的強く、日本の気候のような高温多湿を嫌います。枯らしてしまうときは、水のやりすぎのことが多いです。
とはいえ、今年も無事に開花まできて、少し安心しました。
その他にも、カランコエ、パフィオペデュラム、ユキノシタ、シクラメンなどなど、多くのものが開花を迎えています。
1000属ハウスには、毎年開花を迎えるものや、観葉植物などが多くあります。
これだけの種類の植物があると、試されるのは、学生の管理の力量です。
花が咲く。きれいに育つ。
管理方法が正しければ、花が咲く。きれいに育つ。間違っていると、弱り、最悪の場合枯れてしまう。
1000属ハウスは、学生たちにとって、植物の管理方法を学ぶ貴重な場です。
これからも、1000属ハウスの植物たちを管理し、知識を深めていきたいと思います。
(学生:修士2年 村岡)
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