机の上で何か作業をしています。
爪切りで何かを切っていますね。
もちろん爪先ではなく・・・
爪ほどの大きさのゴーヤの種子!
(左:ビフォー、右:アフター)
ゴーヤは硬実種子で、そのまま播いても発芽がバラつきます。
家庭菜園で数本芽が出れば良いということならば問題ありませんが、
こちらはポット苗での販売の依頼です。
出荷時に数量と大きさが揃っていなくてはなりませんので、
発芽勢がかなり重要になってきます。
発芽を揃えるには、しっかり吸水させ
温度を高めに保たなくては!
上の写真のように種子の先端を
ほんの少し切るか傷付けるかするだけで、
格段に吸水性が良くなります。
ただし、切りすぎると生長点が無くなってしまい
発根しなくなるので要注意。
切った種子を水に半日浸けてさらにしっかり吸水させます。
そのまま浸けておいても良いのですが、
その後カビが発生しやすくなったり傷んだりすることがあるので
そこも要注意です。
セルトレイに播種し30℃に保つと、、、
翌々日にはもう芽が出始めていました!
なんだかモヤシみたいです。
徒長しやすいので、出芽したものから
光の良く当るハウスへ移動。
育てやすいゴーヤですが、
食べる楽しみもあり、
グリーンカーテンとしての利用もあり、
家庭での栽培に人気が高い植物です。
また初期の生育が早いため、
ぐんぐん伸びる姿が手に取るように分かります。
気温も上がってきたことですし、
ぜひ爪切りを片手に播種にチャレンジしてはいかがでしょう?
(池田)
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