こちらのセル苗はデージーのセル苗です。
デージーは種子を播くと、この通り一斉に発芽をするので、
苗の生育も簡単にそろえる事ができます。
ところが、、、、
こちらのセル苗では、、、
発芽がバラバラです。
これはオステオスペルマムの種子を播いて育てたセル苗ですが、
発芽がバラバラになってしまいます。
大きく育っているものから、
ようやく発芽しはじめたものまで、
一つのセルトレイの中でも生育ステージがバラバラになっています。
セル成型苗を生産する上で、
とっても重要なポイントに、種子発芽の斉一性があります。
つまり、種子を播いてから、すべての種子が一斉に発芽する性質です。
この斉一性がないと、バラバラの苗になってしまい
その後大きく育てたときにも、このばらつきがそのまま出てしまい
一斉に出荷する事ができなくなってしまいます。
セル成型苗を生産する場合、
植物の種子発芽特性を把握して、
発芽勢をそろえるような管理方法も必要になりますが、
種子の斉一性には、種子の熟度や大きさ、
休眠性などの種子の生理的な問題と、
採取してからの保存状態などが影響する場合もあるので、
種子を採取するときの条件もとっても重要になってきます。
だから、良い苗作りは種子採りの時点から始まっている
といっても過言ではありません。
(松原紀嘉)
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