日中はだんだん暖かい日が多くなってきました。
今日はペチュニアの手入れについてご紹介します。
こちらの実習では3月末に出荷するペチュニア3色ミックス鉢の手入れをしています。
今回は「葉かき」。
出荷まで3週間となり、既に最終ピンチ(摘心)を終え、
矮化処理も施し、夜間はナトリウムランプで電照補光(日長を長くし、花芽分化を促進)しています。
最終ピンチの時にも「葉かき」を行いましたが、
あっという間に葉数が増え、大きな葉が目立ってきました。
さらにたくさんの目を伸ばし、花数(蕾数)を多くして出荷するため、
また、電照補光の効果を高めるために再度「葉かき」をしていきます。
出荷間近のため、大きな葉だけを取り除きますが、
この一手間が品質を大幅に高めることになります。
こちらの温室でもペチュニアの手入れをしています。
この温室内にあるのは挿し芽用の繁殖母株です。
何をしているかというと・・・「花芽のピンチ」です。
通常はこのような天芽(芽の先端)をしています。
これを切って挿し穂とし、用土に挿していくのですが・・・
このように、芽の先端が2つに分かれているものがあります。
実は奥の方にあるのが「花芽(花蕾)」です。
挿し芽は1枚のセルトレイに200本の挿し穂を均一に挿すことが重要であり、
均一に揃った苗が高品質として評価されます。
挿し穂にこの「花芽付き」が混じってしまうと、生育がバラつきます。
しかも、一度「花芽」がついた天芽は、伸びるたびに必ず花芽をつけてしまいます。
そこで、タイミングを見てこの「花芽付き」の天芽を取り除いていきます。
同じ8号鉢のペチュニアですが、目的によって手入れの仕方が
全く違っていて面白いですね。
(長嶋)
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