2013年3月7日木曜日

ペチュニア8号鉢の手入れ

おはようございます。


日中はだんだん暖かい日が多くなってきました。

今日はペチュニアの手入れについてご紹介します。







こちらの実習では3月末に出荷するペチュニア3色ミックス鉢の手入れをしています。


今回は「葉かき」。

出荷まで3週間となり、既に最終ピンチ(摘心)を終え、
矮化処理も施し、夜間はナトリウムランプで電照補光(日長を長くし、花芽分化を促進)しています。








最終ピンチの時にも「葉かき」を行いましたが、
あっという間に葉数が増え、大きな葉が目立ってきました。

さらにたくさんの目を伸ばし、花数(蕾数)を多くして出荷するため、
また、電照補光の効果を高めるために再度「葉かき」をしていきます。







出荷間近のため、大きな葉だけを取り除きますが、
この一手間が品質を大幅に高めることになります。







こちらの温室でもペチュニアの手入れをしています。


この温室内にあるのは挿し芽用の繁殖母株です。

何をしているかというと・・・「花芽のピンチ」です。





通常はこのような天芽(芽の先端)をしています。
これを切って挿し穂とし、用土に挿していくのですが・・・





このように、芽の先端が2つに分かれているものがあります。
実は奥の方にあるのが「花芽(花蕾)」です。

挿し芽は1枚のセルトレイに200本の挿し穂を均一に挿すことが重要であり、
均一に揃った苗が高品質として評価されます。

挿し穂にこの「花芽付き」が混じってしまうと、生育がバラつきます。
しかも、一度「花芽」がついた天芽は、伸びるたびに必ず花芽をつけてしまいます。
そこで、タイミングを見てこの「花芽付き」の天芽を取り除いていきます。




同じ8号鉢のペチュニアですが、目的によって手入れの仕方が
全く違っていて面白いですね。





                           (長嶋)

��・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
いつもご覧になって頂き有り難うございます。
苗生産ブログを応援してくださる方は、
こちらを1日1回クリックしていただけると、、、


ブログランキングがあがります。
これからも応援よろしくおねがいします!


携帯からは、、、、
この(↓)QRコードからも見れますので、よかったら見て下さいね!


花卉苗生産ブログに関するお問い合せは、
こちらからどうぞ→お問い合せ

��・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・



0 件のコメント:

コメントを投稿