こんにちは、学部4年の三好です。
今回は、この間訪れた葛飾菖蒲まつりについて紹介したいと思います。
現在水元公園で行われている菖蒲まつりは3年ぶりの開催ということもあり、休日の公園は多くの人で賑わっていました。
ここの菖蒲は定期的に株分けを行っており、年が経つごとに花数や株の勢いは増し、3~4年ほどでピークを迎えるそうです。
田んぼごとに株分けが実施されているので、どの菖蒲が若いか否かは一目瞭然です。まだ鑑賞に適した状態ではない株分け1~2年目の菖蒲も、来年や再来年には悠々と咲き誇っていることを想像すると、成長が楽しみになりました。
菖蒲ひとつとっても色や花弁の形が少しずつ異なるので、丁寧にひとつずつ観察するにはかなりの時間を要しました。
遊歩道沿いには、菖蒲だけでなく紫陽花もたわわに咲き乱れ、いかにも6月らしい光景でした。スマホのカメラで撮影すると、花の絶妙な色味がうまく反映されていない気もするので、これらの花は生で観ることをオススメします。
私自身この菖蒲まつりの開催を心待ちにしていたので、じっくりと鑑賞することができて喜びもひとしおでした。
梅雨時期は天候に恵まれないため気持ちも沈みがちになりますが、この時期にしか見られない花は湿っぽい日々を彩ってくれるような気がします。菖蒲や紫陽花は自分で手軽に生育したり花瓶に入れて楽しむことはなかなか難しいですが、たまには遠出をして自分の目で直接確かめに行くのも良いものだと実感した一日でした。
褪せたむらさきの重なり 花菖蒲
(学部4年:三好)
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