レースフラワーではありません。
タイトルに書いた時点でバレてますよね。
パクチーの花です。
小さいものの、ほんのりピンクがかった、なかなか綺麗な花です。
世は空前の(とまで言えるのかどうか知りませんが)、パクチーブーム。
パクチー料理のお店があちこちにできています。
世間ではパクチー大好き人間を「パクチスト」なんて呼ぶようになっているらしく...
それで言えば、私、パクチストです。
とりあえず、どんな料理にでも葉をのせればタイ料理っぽい味が楽しめます。
嫌いな人にとっては「カメムシの臭いがする葉っぱ」ですが。
「パクチー」はタイ語。
中国語では「香菜(シャンツァイ)」。
英語では「Coriander(コリアンダー)」。
正式な学名は、「Coriandrum sativum」。セリ科の植物です。
この写真↓、自宅のアパートのプランターの写真ですが、
開花した株の下には、パクチーの幼い株がじゃんじゃん生えています。
自分で育てたくてタネを播いたのは4年ほど前。そのあとは水と肥料ぐらいはやるものの、ほぼ放りっぱなし。
勝手に育って、勝手に花が咲いて、勝手に種子が落ちて、勝手に春や秋に生えてきます。
つまり、ほぼ雑草状態。
パクチーはタイ料理などで有名なので高温を好むと思われがちですが、寒さに強くて、越冬します。
秋頃に発芽した苗は、冬を越えて春には大株に育ち、食べ応えがあります。
春に発芽する苗は、夏には小さい株のまま花を着けてしまい、大株には育てにくい印象です(セリ科の植物の多くは開花するとそのあとは枯死してしまいます)。それでもご家庭で葉を摘んで食べるには十分ですが。
というわけで、案外簡単に、プランターでも育てられる(勝手に育つ)、パクチー。
さあ、すでにパクチストの皆さんも、これからパクチストになろうとしている皆さんも、ご自分でも育ててみてはいかがでしょうか?
ご家庭なら、気の向いたときに葉を少しずつ摘んで料理に使えます。
発芽適温は15~30℃ぐらいですので、この時期になるとちょっと気温が低すぎるのですが、来春にでもぜひ挑戦してみてください。
購入した種子は一日程度水に浸けて、十分に吸水させると比較的発芽しやすくなります。
ちなみに、これ↓は文頭でご紹介したレースフラワー(Orlaya)の花。同じくセリ科の植物です。
(金谷)
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<シクラメン祭2016 開催のお知らせ>
今年も千葉大学環境健康フィールド科学センター
花卉・苗生産部で生産したシクラメンの即売会、
「シクラメン祭2016」を開催します!
多彩で良質な鉢物シクラメンを多数出品致します。
ぜひ、ご来場下さい!!
日時: 2016年12月3日(土) 9:30 ~ 13:30
場所: 千葉大学環境健康フィールド科学センター内 シーズホール
詳しくはこちら↓
「シクラメン祭2016」
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