今週は、毎週行われる共同作業やゼミの他に、博士論文発表会といった大きな行事がありました。博士論文の発表を行った、博士後期課程3年の安藤匡哉さんを始めとして、今年卒業される修士課程の先輩方や学部生の後輩など、研究室の多くのメンバーが発表に向け頑張っている姿が印象に残る1週間でした。
多くの先輩方や後輩が卒業に向け頑張っている中、我々は実習として母の日に出荷するペチュニア‘さくらさくら’、‘桃色吐息’、‘おゆきちゃん’ミックス鉢のピンチ(摘心)作業を行いました。
ペチュニアのように、枝先に花をつける植物では、ピンチ(摘心)は非常に重要な作業です。枝先の芽を摘んで、わき芽を伸ばし、枝数を増やすのがピンチの目的です。ピンチを行うと、行わなかったものと比較して、株の大きさや花付きが格段に上がります。
ピンチ前の状態
ピンチ後
写真からだとかわいそうに見えますが、このように苗の段階でピンチを行う事で、今後枝数が多く、花をたくさんつけた優雅な株に成長します。
いつもより少ない人数での作業でしたが、午後から始め、日が暮れる前に650鉢のピンチを行う事が出来ました。
これからも高度な栽培技術の習得に向け、一歩ずつ頑張っていこうと思います。
(学生:井上)
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