2015年10月12日月曜日

イチゴノキ

柏の葉キャンパス内もすっかり秋らしくなり、夜温が15℃を下回るようになってきました。そろそろ、冬の準備をしなければなりませんね。

花卉園芸必修1000属検定ハウス内でも秋の花が咲き始めました。その中でもイチゴノキ(ツツジ科 Arbutus unedo L.)の花が咲き始めました。下の画像はヒメイチゴノキです。

この植物は、ヨーロッパ原産の常緑高木です。英名ではstrawberry tree とかcane apples と呼ばれています。 ドウダンツツジのような釣鐘状の白色~桃色~紅色の花を着けます。この花は楚々としてこれだけでも観賞性はありますが、その後に着ける果実は花の印象からは想像がつかないようなカラフルでインパクトがあります。ヤマモモに似た果実を着け、初めは黄色、次第に橙色になり、熟すと赤くなります。結実の様子はまた後日ご紹介します。


イチゴノキは1本でも結実し、耐暑性も耐寒性もあり、とても栽培しやすい植物です。新興住宅地の庭先などで庭木として見かけることが多くなってきました。秋から春先にかけての庭先を明るく彩ってくれるには良い植物かも知れません。果実は生食もできますが・・・、ジャムや果実酒にした方が良いでしょう。

近くに庭木や鉢植えとして1株あると、とても賑やかで楽しくなる植物かも知れません。



  (渡辺均)

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