ツワブキの播種

セルトレイに播種を依頼された
ツワブキの種子が届きました。

ご覧のようにツワブキの種子には、
ふわふわとした冠毛が付いています。
冠毛とは所謂【綿毛】のことで、
風によって、種子を飛散させる役割をもちます。
もとはガクです。
タンポポやアザミなどもよく似た姿をしていますね。

しかしこの冠毛があると、
セルトレイへの播種にかなりの時間を要してしまう・・・
ということで、育苗箱にバラマキしてみました。

播種後3日も経つと発根し、
あっと言う間に、多くの芽が出てきました。

急いでセルトレイに移植です。

冠毛の反対端から根が伸び、
割けた果実の中から子葉が展開しています。

ツワブキは直根性なので、
根を傷付けないように特に慎重に移植をしました。

植え穴を霧吹きで塞いで、あとは育苗ハウスで管理。

水圧で倒れているものもありますが、数日経てば直立します。


双子葉植物の子葉は、
だいたいが似たような形をしていますが、
この次に出てくる本葉は、植物によって形や大きさが様々です。

本葉の展開をワクワクしながら待っています～



(池田)



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