本日の実習は、薬用植物の播種や挿し芽、株分けを行いました。
薬用植物は、それ自体が「くすり」となるものや、漢方薬や医薬品となる化合物の製造原料となるものなど、人々の健康に大きな役割を果たしています。
薬用植物の生産は、その多くが野生植物の採取に頼っているのが現状です。
もちろん、伝統的な栽培方法によって生産されている種もありますが、その栽培技術の確立や科学的検証が求められています。
本日は、その薬用植物の播種や挿し芽、株分けを行いました。
キキョウ科 ツリガネニンジン
(Adenophora triphylla
var. japonica)
キク科 クソニンジン
(Artemisia annuua)
キク科 オオヨモギ (Artemisia vulgaris)
キク科 オケラ (Atractylodes japonica)
シソ科 ケイガイ
(Schizonepeta tenuifolia)
シソ科 メハジキ (Leonurus japonicus)
シソ科 ハッカ (Mentha arvensis var.
piperascens)
セリ科 ミシマサイコ (Bupleurum falcatum)
セリ科 トウスケボウフウ (Saposhnikovia divaricata)
ナス科 ケチョウセンアサガオ (Datura inoxia)
ナス科 ヒヨドリジョウゴ (Solanum lyratum)
ナデシコ科 サボンソウ (Saponaria officinalis)
ヒメハギ科 イトヒメハギ
(Polygala tenuifolia)
マメ科 キバナオウギ (Astragalus membranaceus)
・・・等々、まだまだやりました (汗)。
これらの植物の形態的・生態的情報や生薬情報は、データベースとして確立されているようです。
トウスケボウソウの種子をセルへ播いたもの
ヒヨドリジョウゴの親株
↑をセルに挿したもの
これらを温室ハウスや閉鎖型発芽室にて育苗し、他の花卉園芸植物と同じように発根・定着させます。
立派な生薬に育つ日が楽しみです。
(学生: 修士1年 斎藤)
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