今日からついに引っ越し(運搬)が開始されます。また慌しい日々となりそうです…
さて、今回はトルコギキョウの苗について、ご紹介します。現在、細々とトルコギキョウの接ぎ木苗がつくれないか、試作を行っております。割り接ぎで、接ぎ木が出来ることは以前のブログでもご紹介しましたが、出来れば「胚軸」で接ぎ木を行いたい!
ということで、トルコギキョウの胚軸(下の写真の茎に相当)を伸ばす方法を検討中。下の写真は、DIF(difference)という明期と暗期の温度差をコントロールして、苗を育苗している様子です。どうやら本葉展開後では、弱光下で栽培しても胚軸は伸びないようで、今回はDIF(difference)を試しています。ジベレリンなどの植物ホルモンも効果が期待できそうですが、農薬でのトライは最終手段にしたいと思っています。
実際に、トマトの苗木では、正のDIFが大きくなればなるほど、胚軸が伸びることが分かっています。
まだ胚軸が太っていませんが、これからどんどん太っていくことでしょう。その時に、接ぎ木が出来るくらいになれば…と淡い期待を抱きつつ、灌水を続けています。
黒沼
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
花卉・苗生産ブログを応援してくださる方は、
こちらを1日1回クリックしていただけると、、、
人気ブログランキングへ
ブログランキングがあがります。
これからも応援よろしくおねがいします!
トレイ販売を始めました。
詳しくはホームページへ!
花卉・苗生産部トレイ販売ページ
花卉・苗生産ブログに関するお問い合せは、
こちらからどうぞ→fc-naeseisan@office.chiba-u.jp
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
0 件のコメント:
コメントを投稿