目覚まし

　今日は久しぶりにオタネニンジンのお話。春頃から育苗を行っていたオタネニンジンの1年生苗ですが、地上部が枯れてきたことから、1ヶ月前に冷蔵庫内へ移動し、しばし休眠をとってもらいました。

　そろそろ目覚めてもらわないといけませんので、目覚まし代わりの「植物ホルモン剤」を灌注します。

　冷蔵庫から出したばかりのオタネニンジン

地上部は、除去してあります。

秘伝の植物ホルモン剤！

しっかり灌注し、苗テラスへ！

　上手くいけば、大体1ヶ月で、葉が出揃う状況になります。種子の状況や採取地によっては、これまで上手くいっていた方法も、通用しないことがあります。不思議ですね。それだけ「やりがい」があると考えれば、科学が社会に貢献できる伸びしろも多い植物のように思います。

黒沼

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