2018年5月16日水曜日

露地へ定植


 5月でも気温が30℃近くに上がり、クラクラしそうなほどの陽射しの照りつける日がやってきました。
 店頭では塩分補給用のタブレットなども見かけるようになりましたね。


 そんな熱々?な日々のなか、灌水装置やマルチを張って準備万端だった圃場への定植を行いました。

 以前にもご紹介しましたが、こちらの圃場では今後の活動のなかで取り扱う、またはその可能性のある品目の増殖用の種子を収集することを目的としています。
 何かに活用していくにせよ、まずは元手がなければ始まりません。

 ハウス内では自動で受粉が生じない品目、サイズが大きく生長したりスペースを取る品目などが主な対象です。



 苗生産にて準備していたセル苗やポット苗を運搬車に積み、いざ定植開始!




 品目によって株間を変えて植えるよう穴のあいていないマルチを使用しているため、マルチの穴あけを行って定植していきます。


 陽射しが強くすぐに乾燥してしまうため、灌水チューブから水を出して湿った状態を保ちつつ作業を続けます。


 株間の短い品目は穴をあけるのも一苦労です。



 定植後は、マルチから見える株の周囲にもみ殻を入れて、乾燥防止と雑草防止を狙います。



 半日陰の林床や涼しい場所などを自生地とする品目では、地温上昇をなるべく抑えるため、白黒マルチの上からさらに敷き藁を設置します。



 適度に休憩をはさみつつ予定分の定植完了!

 本格的に気温が上がり、照りつける陽のひかりをたっぷりと受けて、すくすくと育ってもらいたいですね。
 夏から秋にかけて、種子が採れるようになるのを楽しみにしつつ、それまで良好な生育環境を保つべく、日々の管理をどうすべきかを対応していきます。


(安藤匡哉)

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