2017年6月20日火曜日

アリウム ギガンチウム

 今日のブログは、アリウム ギガンチウム(Allium giganteum)について紹介します。
 Allium属は、ネギ科(ユリ科)ネギ属の球根植物で、ニンニクやネギの仲間です。アリウム ギガンチウムは、Allium属の中でも大型であり、球形の花を咲かせるため、花壇のアクセントとして用いられています。どのガーデン素材の教科書をみても、必ずといってよいほど紹介されていますが、恥ずかしながらまだ実物をみたことがありません…
 そこで、アリウム ギガンチウムの実物をこの目でみるため、球根を購入し、昨年の11月に植え付けを行いました。

4月18日
抽苔している様子

5月7日
総苞が裂開した様子

5月11日
開花の開始
 
 皆さんもお気づきかと思いますが、全ての個体で、後ろの株のような葉先枯れの症状が出てしまいました…
各栽培環境でも違いがあるでしょうが、実際の花壇で利用する際も、開花時に葉が枯れてくるため、足元を隠す工夫がなされているそうです。

5月20日
開花が進み、球状を形成

5月28日
最後は切り花として楽しみました。

もちろん、来年の準備のため、球根を掘りあげ、陰干しを行っています。

 私たちは様々な場所で園芸教室や植栽活動を行っています。そうした園芸の普及活動や地域貢献活動で「提案できる植物種」を増やすためにも、自らが実践して、良さや改善点を把握する必要があります。
 来年は、露地植えにして、草姿の観賞性がどの程度維持されるかを確認する予定です。

黒沼



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