シクラメンの鉢増し
今日のブログは、5月下旬から6月上旬に行った、シクラメンのポット増しの実習について、ご紹介します。
昨年の12月に播種をし、2月に3号のポット上げを行った株を、今回の実習では、4.5号鉢に鉢増しを行い、最終的に6号鉢で出荷します。
3号→4.5号→6号と二段階の鉢増しを行う理由は、鉢替え回数を多くすることで、「根鉢の形成が進んで根量が増加すること」、「植物体の大きさに応じた用土量になることから養水分管理が行いやすくなること」などのメリットがあるためです。シクラメンが現在よりも高単価で取引されていた時代には、さらに2.5号→3.5号→4.5号→6号などの鉢増しが行われていたそうです。
本年度は、土壌の保水性を向上させるため、土壌組成とポット増しの方法に改良を加えて実施しました。
ポットと同型のコンクリートで植え付け高さを調整し、
中心がずれないように、土壌を丁寧に詰めていきます。
器具を抜き取り、
シクラメンを静かに穴に入れていきます。
最後に、塊茎の位置が沈み過ぎていないことを確認!
塊茎の位置が下過ぎると、塊茎に十分に光が当たらず、
芽の分化が抑制されてしまう恐れがあるからです。
まだ、夏も来ていませんが、12月のシクラメン祭に向け、着々と準備は進んでいます。
黒沼
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