ゴールデンウィークも明け,母の日出荷は4日目に突入しました!!
本日は,カリブラコア ‘ミリオンベル’ 3色ミックス「パステル」の出荷調整をメインに行いました。非常に花数が多く,出荷調整作業に時間がかかってしまうものの,お客様のことを考えれば嬉しい悲鳴です。
この母の日出荷では,千葉大学園芸学部の学部生もお手伝いに来てもらっています。実習とは違った,本場の出荷作業を肌で感じることができます。
花卉研学生と園芸学部学部生のベストショット!!
さて,今回のブログはお話を変えて,柏の葉診療所の隣に広がっている薬草園の薬用植物の紹介をしたいと思います。
3月16日の記事から続けておりました,千葉大学環境健康フィールド科学センター内の薬草園ですが,4月一杯で施工完了となりました。100種以上の薬用植物が,整理されコンクリートブロック内に植えられ,本日もスクスクと元気に新葉を茂らせています。
今回,紹介する薬用植物は…!!
なんと,水生・湿地性植物です。まだご存じない方もいらっしゃると思いますが,薬草園には新しく“ 池 ”が施工されました!!
この池には,
ガマ (Typha
latifolia L.):生薬名「蒲黄 (ホオウ)」
花粉を止血薬などとして用います。
サジオモダカ (Alisma orientale Juzep.):生薬名「沢瀉 (タクシャ)」
塊根を利尿薬などとして用います。
ハス (Nelumbo nucifera Gaertn.):生薬名「蓮根 (レンコン)」など
地下茎を食材として用います。水中から芽を出してきました。
セリ (Oenanthe javanica DC.):生薬名「水芹 (スイキン)」
全草を神経痛の煎用などとして用います。
が,水中に鉢植えで配置され,抽水状態になっています。
また,
セキショウ (Acorus gramineus Soland.) :生薬名「石菖根 (セキショウコン)」
根茎を鎮静薬などとして用います。
トクサ (Equisetum hyemale L.):生薬名「木賊 (モクゾク)」
茎を解熱薬などとして用います。
が,池周囲を囲むように植栽されています。さらに,この池にはメダカやタニシも生息しています。皆さん,柏の葉診療所にお立ち寄りの際は,ぜひこの池をご覧になって下さい。
それでは,明日の母の日出荷最終日も張り切って頑張るぞー!!
修士二年 斎藤
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