2014年9月24日水曜日

生薬学会


9月もあと少しで終わってしまいますね。
さて、先日、生薬学会にて研究発表のため、福岡に行って参りました。



生薬学会は、薬用植物の薬効成分や構造(天然物科学)、作用機序などの解明を目指す研究者の集まりで、私のような栽培をメインとする研究発表はわずかです。

しかし、近年、生薬等に対する関心はますます高まっており、同時に資源の安定供給(栽培化)や品質評価に関する研究にも注目が集まっています。

私が初めて生薬学会に参加したのは3年前、医学部や薬学部、国の研究所などの研究者、薬剤師が集まる中で、かなりアウェーな気分でしたが、私のような珍客?!にも熱心な意見や質問が集まり、発表時間が終わっても活発な質疑が続き、大変意義深かったことを覚えていまいます。



今回の発表はオタネニンジンの光合成能に関する研究でしたが、今回もたくさんの方々に質問や意見をいただき、自分では気づかなかった研究の有用性を知ることができました。また、勉強不足を痛感することにもなりました。

オタネニンジンの研究については、幸運なことに、豊富な研究材料・知識豊かな研究協力者に恵まれ、絶好の研究環境に置かせていただいております。オタネニンジンの新たな栽培研究のパイオニアになるべく(自分で言うと恥ずかしいですが、そんなんじゃダメですよね〜)、粛々と研究を進めて参ります。

今週末は園芸学会、植物の専門家が集まる大きな学会です。
自分の研究を多くの方々に知っていただき、またどん欲に知識を深める機会になるよう頑張ります。

(新藤 聡)

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