急に涼しくなってきましたね。
私たち学生の間でも、数名体調を崩してしまいました。
みなさまも、体調管理にお気をつけ下さい。
今回の実習では、パンジーのセル苗のポット上げを行い、圃場に移動させました。
苗生産ブログでもたびたび登場する、一面に広がるパンジー・ビオラの露地圃場です。
秋も深まってくると一面パンジーのお花畑になります。
数万株のパンジーが咲き誇る姿は圧巻です。
こちらは例年の11月頃の露地圃場の様子です。
さて、実習で行ったセル苗をポット上げするときの注意点について紹介します。
セル苗をポットに植えつける際、おおまかに以下の4パターンになると思います。
パターン①
パターン②
パターン③
パターン④
これらのなかで、避けなければいけないのはパターン①と②です。
パターン①では、浅植えのため灌水時に苗が倒れてしまい、根が空気にさらされて枯死してしまう可能性があります。
また、地上部が大きくなると不安定になり、株元がぐらついてしまいます。
特に胚軸が伸びやすい植物では注意が必要です。
パターン②では、深植えのため灌水時に泥が生長点に付着したり、苗自体が埋もれることで腐ってしまう可能性があります。
パターン③は、一番基本的な植え方になります。
しかし、輸送の際に土が揺れると、浅植えの状態に変化してしまう可能性もあるので、トレイをあまり揺らさないように注意が必要です。
パターン④は、地上部のぐらつきを抑えることができるため地上部が安定します。
しかし、加減ひとつで深植えにもなるため注意が必要です。
今回は、深植えに注意しながら、パターン④の方法でポット上げしました。
植物・育て方によって適切な植え方が異なるため、取り扱う植物ごとに意識しながら今後の実習に臨んでいきたいです!
(学生修士1年:小林)
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