少し前の話となってしまいましたが、8月末に北海道の帯広畜産大学で行われた日本緑化工学会に、参加・発表してきました。
発表は、「屋上緑化の芝地における土壌の経年変化とCO2固定能の定量化」という題です。簡単に内容をご紹介します。
花を楽しむ植物や芝などのグランドカバープランツ、樹木など、植物を植栽することは、癒しの効果や生物のすみかとしての役割の他にも、大気中のCO2を削減したり、周りの温度を下げたりと、環境によい働きをすることが知られています。
では、近年、条例等で積極的に施工が推奨されている屋上緑化は、どの程度環境によいのでしょうか?
その疑問を明らかにするべく、植物が大気中のCO2を固定(削減)する環境改善能に着目し、その能力の定量化を行いました。
その結果、詳細は記述しませんが、芝を植栽した屋上緑化は大気中のCO2を固定していることが示され、その能力も定量化されました。
「緑化が環境に良い」ということは、一見当たり前のことのように思えます。
(私のブログ記事の文章力の無さが、その一因のようにも思えますが….汗)
しかし、一度客観的になり、「本当に環境に良いものなのか?」「どれだけ良いものなのか?」を明らかにすることで、正確かつ詳細な情報をアウトプットすることが可能です。
さらに、それらの情報が緑化を行う企業や行政等に利用されれば、おそらく自分の行ったことも少しは社会のためになるのだと思います。
これからも、客観的に真摯に取り組む必要があると思う、今日この頃。
というわけで、自分の文章力の無さを嘆いている時間はないようです。笑
学生:黒沼
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