7月で大学の講義や実習もひと段落となり、先週は北海道と愛媛の薬用植物の生産現場を訪問しました。栽培をお願いしている品目がきちんと生長しているのか、収獲のタイミングなどの打ち合わせと確認のためです。そのついでに、北海道では野生のホッカイトウキが古くから自生している場所があると聞き、さっそく見に行くことに。
諸説ありますが、ホッカイトウキは「交雑種」であるとも聞いていましたので、まさか野生種が自生しているとは・・・・・。ミヤマトウキではないかと半信半疑で現地に行きました。
下の画像のどこにホッカイトウキ(?)があるか分かります? ちょうど画像の真ん中です。オオヨモギの左側です。気温17℃、霧雨! 半袖では寒すぎました。
岩場の隙間に根を伸ばし、葉柄はきれいに緑色で、ミヤマトウキのような赤紫色ではありません。また、その周辺のいたるところに実生もありましたが、これはどっちの特徴?
花の咲き終わった株もありましたが、こちらの株は、何となくミヤマトウキの特徴もあるようです。
自生地(?)は近くに畑がある場所ではありません。誰かが人為的に種子を持ち込んで山の岩場に播かない限り、野生種と考えるしか無さそうです。興味と謎は深まるばかりです。
(渡辺 均)
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