2020年2月11日火曜日

他者との比較

 本日ご紹介するのは、花卉園芸学研究室の実習、ペチュニアの挿し芽についてです。ペチュニアの挿し芽は実習Ⅱ(学部2年生の実習)でも行いますが、研究室の学生さん達には、実習Ⅱの「3倍以上のスピードとクオリティ」を求めています。

 今回はまず、前回各人が行ったセル苗の品質チェックから行います。「パートさんが実施した理想的なセル苗」、「実習Ⅱで学生さんが実施したセル苗」、そして「自分たちのセル苗」、3つを比較していきます。


 さらに、研究室内で実施したセル苗の中で、一番きれいに出来ているものを選択してもらいました。

 皆さん。良い苗の条件は見極められているようです。
 そして、各人のセルのクオリティと作業スピードについて、フィードバックを行い、今日の実習はスタート!
 「スピードアップを目指す人」、「まずは挿し穂の統一性に注意する人」など、それぞれの目標は異なっていますが、真剣に取り組んでいます。


 前回は3時間で1人1枚程度でしたが、今回は皆さん1.5枚程度は挿し芽を行うことができ、品質も改善されたように思います。もちろんまだまだですが。笑

 花卉研の実習では、常に3つのステップを意識するように指導しています。
  ①一生懸命取り組むこと
   これがなくては力量は向上しません。
  ②周りをみること
   常に客観的に自身とチームの取り組みを観察し、
   効果的な方向へと修正する必要があります。
  ③自分で考えること
   先を読み、教員の指示がなくても、能動的に動けることが重要です。
 
 花卉研の皆さんは、①が出来るようになってきましたので、今回の実習では敢えて他者と比較し②を意識して実習に取り組んでもらいました。
学生さんが、社会人になる前に、どんな仕事もこの3つのステップを意識して取り組めるようになれれば、私に思い残すことはありません。笑



黒沼

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