2016年2月19日金曜日

よい土の条件とは

今回の共同作業はシクラメンの土づくりでした。土づくりは栽培をする上で非常に重要な作業です。生産者さんによって用いる原料の配合が異なり、独自の用土にこだわりを持っている方が多くいらっしゃいます。

植物には、それぞれに生育に適した土の条件というものがあり、保水性、排水性、通気性などを考慮しながら配合し‘良い土’を作っていきます。それぞれの植物の特性や性質に適した土の条件が合わさって、植物は元気に生長し、より美しくたくさんの花を付けます。

シクラメンにも、生育と開花に適した土選びと土づくりのポイントがあります。基本的には、堆肥、腐葉土、ピートモス、赤玉土、バーミキュライトといった土を主原料に、根腐れを防ぐゼオライトやパーライトなどがバランス良く配合されています。こちらの原料や配合比が生産者によって異なり、理由を聞いてみるととても面白いです。

花卉・苗生産部では、播種・発芽してから3回の鉢上げを行いますが、今回行ったのは、1回目の鉢上げに使う用土の土づくりです。株が若い時期は根腐れを起こしやすいため排水性の高い土で栽培し、株が生育するとともに、徐々に保水性が高い土へと鉢上げのたびに変えていきます。

始めに、配合するすべての土を積み上げます。


積み上げた土に水をかけながら、スコップで土の位置を移し変える事で混和していきます。



このサイクルを3回以上繰り返し、均等に混ぜ合わせる事が出来ました。



最後に、土を袋に詰めて終了です。



土づくりのノウハウと重要性を再確認できた1日でした。


(学生:井上)

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