2016年2月26日金曜日

シバの定植

 芝は公園や運動場、競馬場、ゴルフ場などでよく目にする代表的な緑化植物ですね。近年は、都市部のヒートアイランド現象の緩和や景観の向上を目的とした建物内外での緑化にも芝が多く利用されています。芝は緑化植物として非常に普及していますが、管理をする上で最も労力を有するのは、芝刈りではないでしょうか。

今回定植を行った‘なるみどり’は、私たちの指導教官である渡辺均先生が育種・選抜した品種で、常緑性が高く、草丈も低いため芝刈りの必要がほとんどないところが特徴です。芝も品種によって特徴が異なることから、植栽する環境や目的に合わせた選抜が必要であると感じました。

さて、実習の内容ですが、セル苗をポットへ定植していきます。



定植作業といえば、土づくりと土詰めから始まりますが、花卉・生産部には、播種・育苗・移植の自動化・効率化を図る設備である『高度化セル成型苗生産利用システム』があります。その中の一つ、「自動化移植ライン」によって、ポットへ土詰めは機械が行ってくれます。非常に便利ですね。


次々と土詰めされたポットが届く中、スピードと正確性に気を使いながら植えていくので中々根気のいる作業でした。来週も自動化移植ラインに負けないスピードで頑張ります!


学生:井上

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