今年も全国各地から委託栽培をお願いしている薬用植物の収穫、納品が始まりました。
アカヤジオウ、トウキ、ヨモギ、ミシマサイコ、ハンシレン・・・・・。薬用植物といっても、この時期に収穫されるものの多くは、生薬原料向けではなく、健康食品向けが中心です。
アカヤジオウやトウキ、ミシマサイコは、本来、生薬原料として根を利用するものですが、食品向けとして葉や茎(地上部)を収穫しています。食品向けとして栽培した方が、生薬原料として栽培するよりも単価が高かったり、収穫や収穫後の手間がかからなかったりと、生産者にとってもメリットがある場合もあります。
これらの植物は、食品向けでもあり、登録農薬が少ないこともあって、可能な限り無農薬での栽培をお願いしています。
アカヤジオウの無農薬栽培
収穫適期のアカヤジオウ
収穫・納品されたアカヤジオウの地上部
無農薬で栽培すると、害虫や病害の発生が心配ですが、実際にトウキにはキアゲハの幼虫が・・・・・。葉を食害されると、その後の生育に大きな影響が出てしまいますので、見つけ次第取り除きます。可哀想でもありますが、仕方がないですね。
トウキについたキアゲハの幼虫
収穫された原料は、一社)日本薬用機能性植物推進機構で引き取り、乾燥・調整後に加工され食品原料として出荷される予定です。
(渡辺 均)
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
花卉・苗生産ブログを応援してくださる方は、
こちらを1日1回クリックしていただけると、、、
人気ブログランキングへ
ブログランキングがあがります。
これからも応援よろしくおねがいします!
トレイ販売を始めました。
詳しくはホームページへ!
花卉・苗生産部トレイ販売ページ
花卉・苗生産ブログに関するお問い合せは、
こちらからどうぞ→fc-naeseisan@office.chiba-u.jp
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
0 件のコメント:
コメントを投稿