先週の実習ではペチュニアの下葉取りを行ないました。
あまり聞きなれない実習内容かも知れませんが、この作業の目的は、挿し芽用のペチュニアの親株からできるだけ多くの挿し穂を取るために行います。
親株は挿し穂を取るまでに、摘芯(ピンチ)を繰り返し、分枝を促します。
もちろん、花を咲かせないように低温で短日条件下で管理します。
また、伸びてきた芽が葉の影になってしまうと軟弱な芽になってしまうため、大きな葉や株元の下葉を早い段階で取り除き、株元にまで十分に光を当て、良い芽が伸びてくるように管理をします。
ペチュニアの親株
下葉取りの作業
下葉を取り除く前
下葉を取り除いた後
このような作業を行なうと、生育の揃った良い挿し穂を1回に1ポット当り30本以上取ることが出来ます。
このようにして管理された親株から挿し穂が取られ、セルトレイに挿し芽が行なわれ、さらにポットに上げられたものが3月末から5月にかけてホームセンターや小売店に並びます。
(渡辺均)
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