2014年4月30日水曜日

謎の構造物


先日、3日がかりでオタネニンジンの栽培圃場を整備しました。




黒いベール(遮光ネット)に包まれたその姿、知らない人にとっては謎の構造物ですよね。
少し中をのぞいてみると・・・




北向きに広く開口した屋根付きの栽培床がみえます。




屋根の裏にはフィルムが張られており、雨が直接植物にあたることはありません。
植物が吸収する水は床の回りに浸み込んだ雨水や地下水から供給されます。

オタネニンジンは直射日光や降雨を嫌うとされるため、このような独特な構造になっています。




こちらは長野県でのオタネニンジンの栽培風景です。
直管パイプが栗や松の木に、遮光ネットが藁に置き換わっています。


福島県では直管パイプや遮光ネットが使われることがあり、今回整備したものと似ていますが、畝幅や間取り、屋根の高さなどが長野県のものとは少し異なります。


私が作ったのは長野県と福島県のハイブリッドタイプ。
でも、マイナーチェンジというよりフルモデルチェンジに近いですね。
しかも、栽培床の回りを防草シートで覆ったプレミアムな仕様となっております。
これから系統の維持や実験圃場として使用していきます。


いくら私が恥ずかしがり屋とはいえ、
見られたくなくて、隠したくてこのような構造をしているわけではありませんからね。
念のため。


新藤


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