2012年10月17日水曜日

ストックの播種

今日は、花壇苗用のストック(アブラナ科Matthiola属)の播種をしていきます。

まずは、播種をするためのセルトレイへ用土を詰めていきます。



この用土詰めは、均一な用土量を
すべてのセルに入れていかなければならないので、
意外と難しかったりします。
この土詰めが不均一だと、
その後の生育や八重鑑別(ストック特有の作業です)にも
影響してきます。




これがストックの種子です。
比較的大きな種子なので、播きやすいです。

これを手播きで1粒づつ播種していきます。




播き終わった後は、、、



機械で覆土をしていきます。
��播いたところに用土を均一にかけていく作業です)


その後は、、、、




底面からたっぷりと灌水をします。




これはすべての作業が終わったセルトレイです。


ストックは、種子を播くと
八重咲きの株と一重咲きの株が両方出てきます。
品種によってその割合は様々ですが、
今回播いた品種は八重が出てくる割合が50%程度です。

市場では八重の株の方が高値で取引されますので、
一重の株は小さな苗の段階で間引いて、取り除いていきます。
この作業を八重鑑別といいます。

八重の個体を小さな苗の段階で判断するには、
生育が揃うように、用土量や覆土厚を均一にする必要があります。
基本的な技術を厳かにしてしまうと、
八重の判断ができなくなってしまうので、
基本作業もしっかり行わなければなりません。

            (松原紀嘉)




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1 件のコメント:

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    品種選定を経て、ストックの播種です!
    今回の実習では、セルトレイの均一な用土量の重要性を学ばせて頂きました。
    実際、土詰めが不均一な場合、播種後、灌水の工程で土詰めがあまい箇所はくぼみがでてしまい、一目で分かります。
    次回、発芽後の八重鑑別が楽しみです。

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