2011年9月19日月曜日

ちょっと特殊なシクラメン栽培

この温室には、シクラメンの鉢がたくさん並んでいます。





シクラメンが並んでいるベンチは、、、、




この通り、、、
隙間だらけの金網の様なベンチです。

このベンチは、他の植物でも同じように使っていますが、

シクラメンの生産では、少し涼しくなってくると、
ベンチの上にシートを張って、
そのシートの上にシクラメンを並べるようにします。


今日は、そのシートを張っていきます。




このシートの表面は、銀色で光を反射するようになっています。
このシートは、反射マルチやミラーシートといったりします。



なんのためにこの反射マルチを張るかというと、、、、


シクラメンの栽培では、
葉組みという、新しくのびてきた葉を鉢の中心から
鉢の外側へ出していくという行程があります。

このとき、葉組みされた葉は、
鉢をおおうように下に向きにもしていきます。
下を向いている葉は、太陽の光を求めて、
すぐに上に向こうとしますが、
上向きになってしまうと、
奇麗に鉢を包んでいるような葉の向きにならなくなってしまいます。

そこで、、、、

反射マルチを使うことで、
光が反射して下からも光が当たるようにしていきます。

そうすることで、葉組みをしたあとも、
葉がもとに戻りずらく、下向きになったまま固定されるので、
最終的に葉で奇麗に鉢を包んだような形に仕上げることができます。



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