今日紹介するのは、ストックのセル苗です。
ストックはタネを播いてから、約5日間程で発芽してきます。
まだ、子葉しか出てませんが、、、、
さらに、、、20日くらい育苗すると、、、
この通り、だいぶ大きくなります。
ただ、苗の大きさにバラツキがあるように見えますが、
これは、ストックの特徴の一つです。
ストックは、
お花屋さんで見かけるものは、
八重咲き品種が多いと思いますが、
八重咲き品種のタネをまけば、全部八重という訳にはなりません。
八重咲き品種のタネを播いても、一重のものも必ず出てきます。
��切花の品種には、ほぼ八重になるものもありますが)
この品種は、花壇苗用の品種ですが、
この場合は50%近く、一重が出てきてしまいます。
なので、、、
小さい苗の段階で『八重鑑別』というのを行って、
出来る限り八重咲きの花がさくものだけになるようにしていきます。
その八重鑑別のときに重要なのが、生育差なんです。
八重咲きの株は、一重にくらべて生育が早くて旺盛です。
特に、小さな苗のときに違いがでてきます。
生育差を見て鑑別をするときの重要なポイントは、
播種の際に、覆土の量を均一にすることが大切になってきます。
覆土がバラバラだと、発芽がバラバラになってしまって、
苗がバラバラなのが、生育差なのか、発芽の時のばらつきなのか
わからなくなってしまいます。
他にも八重鑑別の方法はあります。
一つは、、、
小さな苗のときの葉の色の違い、
それから、
葉の形で見分ける方法もあります。
このストックの八重鑑別は、
他の植物にはないストックの生産の特有の技術です。
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