2014年3月10日月曜日

1000属ハウス、園芸別科花組温室の閉鎖


およそ30年前から花葉会(園芸学部の花卉研究室と園芸別科花卉専攻の卒業生の同窓会組織・詳しくはこちらから:http://www.kayokai.net/)が主催で、花卉研究室内で花産業必修1000属検定試験(通称1000属テスト・詳しくはこちらから:http://www.kayokai.net/kentei/top.htm)が行なわれてきました。その試験では実物試験として、生きた植物も試験問題として出題されます。その植物を栽培管理している松戸キャンパスの温室と園芸別科の2棟のハウス内の片付けを柏の葉キャンパスの研究室の学生さんと園芸別科生と一緒に先日行ないました。


これまで灌水などの日常の管理を行なってきた園芸別科生数の減少が最大の理由ですが、その他にも学部内での実践的な園芸技術の継承が難しくなってきたのも要因の一つです。研究(?)重視のようです。


         バナナなどの熱帯植物が植えられていた温室(2008年)


                   片付けられた温室内


         別科2号ハウスのパンジーの試験栽培の様子(2004年)


                 空になった別科1号温室内


園芸という実学の場において、学部生や園芸別科生が色々な植物を実際に見て触れて、植物園的な維持管理方法を学ぶ場が無くなってしまったことは非常に残念です。なんとかできるだけ早く新1000属ハウスを柏の葉キャンパス内に建てたいと考えていますが・・・よ・さ・ん! 園芸業界の人材育成のためにも、どなたかご支援をお願いします。



(渡辺均) 


~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
花卉・苗生産ブログを応援してくださる方は、
こちらを1日1回クリックしていただけると、、、

人気ブログランキングへ

ブログランキングがあがります。
これからも応援よろしくおねがいします!

花卉・苗生産ブログに関するお問い合せは、
こちらからどうぞ→お問い合せ
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

2014年3月7日金曜日

春を先取り


今日の実習は、チューリップの切り花の出荷です!

227日にご紹介したように,花を咲かせたチューリップを売店「みらくる」で販売しております!






まず、下葉を取り除き、




フィルムでラッピング!




最後に高さを揃えます!



大きさ、咲き方、花色…それぞれ個性豊かで、どれを選ぼうか迷ってしまいます。 




まだ寒い日が続きますが、花で春を先取りするのもいいですね。

皆さんも家の中に春を飾ってみてはいかがでしょうか?





(学生:修士2 黒沼)



~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
花卉・苗生産ブログを応援してくださる方は、
こちらを1日1回クリックしていただけると、、、

人気ブログランキングへ

ブログランキングがあがります。
これからも応援よろしくおねがいします!

花卉・苗生産ブログに関するお問い合せは、
こちらからどうぞ→お問い合せ
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

2014年3月6日木曜日

寒さに負けず

2月17日
ここ柏の葉キャンパスで栽培したパンジーの苗を
印西市へ出荷しました。
市民団体の方がひな祭りに合わせて
ビッグひな人形を制作しており、
お雛様の十二単にパンジーが使われるのです。

トラックの荷台に棚を作り一度にたくさんの苗を運びます。



いくらパンジーが寒さに強いとは言っても
この時期に満開の状態で、外に出すのは至難の業。
温室で栽培すると気温差で出荷後の低温で花が傷んでしまいます。
外で栽培すると、寒さには強くなっても
生育がかなり遅くなり、開花輪も非常に少なくなってしまいます。

そこで通常より約一ヶ月播種を早め、
温室で栽培し、出荷の三週間前には満開の状態にしました。
そこから徐々に温室内の気温を下げていき、
一週間前には外気と同じ状態にし寒さに慣らすよう管理しました。

出荷準備万端・・・となった頃に大雪が、、、























寒い日が続き、花が咲き続けてくれるかどうか
とても心配でしたがイベント時には気温が上がり
十二単衣も綺麗に見えていました!


3月1日













写真撮影時はあいにくの雨でしたが
地域の方々や家族連れが多く来場しており
賑わっていました。

5年間続いたこのビッグひな人形のイベントも
元々のプログラムの期間が終了し今年で最後だそうです。
せっかくのおひな様たち、
またどこか別のところでも会えるといいなぁ~




(池田)



~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
花卉・苗生産ブログを応援してくださる方は、
こちらを1日1回クリックしていただけると、、、

人気ブログランキングへ

ブログランキングがあがります。
これからも応援よろしくおねがいします!

花卉・苗生産ブログに関するお問い合せは、
こちらからどうぞ→お問い合せ
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

2014年3月4日火曜日

理数大好き学生応援プロジェクト


昨日は、千葉大学の西千葉キャンパスへ行ってきました。



普段はあまり行くことはないのですが、ちょっと用事で。


私も学生時代は、一般教養(今は普遍教育と呼んでます)の2年間はこのキャンパスへ通っていました。
大昔ですけど。

用事は、西千葉キャンパス内のけやき会館で開催された、「理数大好き学生応援プロジェクト年度末報告会」。



このプロジェクトの趣旨は↓

・科学技術を支え発展させる人材の育成は、教育界に科せられた最重要課題です。
千葉大学ではH10年に「17才飛び入学(先進科学プログラム)」を創始し、優れた才能の発掘と育成を行ってきました。連動してH8年より独自の高大連携を開始し、理数分野における高度な啓蒙・人材育成基盤を構築すべく、高校生に対するサマースクール、数理科学コンクールを開催し、最近ではスーパーサイエンスハイスクール(SSH)活動・高校生理科研究発表会などを支援してきています。また多彩な学生選抜法や特別カリキュラムにより、学生の個性的能力を引き出し、力のある学生を育成しています。このような独自の教育改革を行なっている本学は、これらの経験を結集・発展させ、日本の理数分野の若者育成の拠点となっています。
 これまでの独創的取り組みを一層全学的に強化・組織化し、探求心の旺盛な理科好き高校生の活動を奨励すると共に、学力の向上を行い、その成果を入学試験の判定に取り入れます。また本選抜による入学者には特別教育コースを設けています。特別コースでは少人数制の担当教員を置き、通常の講義・実習・演習に加え、1年次から特別カリキュラムに基づいて研究・探求できる体制を構築します。これらの取り組みにより、「理数大好き学生」の大学受験を支援し、科学への探求心を継続的に深め、大学院博士後期課程へ進学し、研究者・高度技術者となる優秀な人材を育成します。

このプロジェクトで入学した園芸学部、理学部、工学部の学生たちが、口頭発表・ポスター発表を行いました。
花卉園芸学研究グループでは、2年生の渡辺史さんが、「Calibrachoa における花および葉の揮発性成分に関する研究」をテーマに、ポスター発表をしました。


カリブラコアは非常に多くの園芸品種が出回っていますが、「香り」に注目されることはあまりありません。
でも、渡辺さんがカリブラコア属野生種と園芸品種を用いて分析したところ、野生種には、園芸品種に比べて、花や葉の香りの強い種が存在することが明らかになりました。

2年生といえば講義がたくさんあって忙しい学年ですが、植物の栽培・管理、実験も成し遂げて、とても中身の濃い一年間だったと思います。


(金谷)


~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
花卉・苗生産ブログを応援してくださる方は、
こちらを1日1回クリックしていただけると、、、

人気ブログランキングへ

ブログランキングがあがります。
これからも応援よろしくおねがいします!

花卉・苗生産ブログに関するお問い合せは、
こちらからどうぞ→お問い合せ
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

2014年3月3日月曜日

わが町楽習会~寄せ植え教室~


大学は2月上旬に講義も終わり、2月下旬の卒論発表会が終わればキャンパス内の学生さんの姿もまばらになりました。大学は2カ月間の長い春休み期間中です。といっても休みなのは学部12年生の学生さんだけでして、3年生と大学院生は卒業研究を進めています。教員も相変わらずの毎日です。


先日は東京都葛飾区生涯学習課主催の「わが町楽習会(がくしゅうかい)」が花卉・苗生産部で開かれました。葛飾区民を対象とした勉強会です。今回のテーマは寄せ植えの基本と応用です。


まず初めに良い苗の選び方について説明し、ポットを並べて植え付ける高さや色の組み合わせ方などについて解説し、寄せ植えの基本を理解して頂きました。その後、6号鉢に実際に寄せ植えを作って頂きました。花材はローダンセマム、ハツユキカズラ、プリムラ・ポリアンサ、ブルーデージーでした。



説明風景


                         花


                        作業風景



最初は和気あいあいと、しばらくすると皆さん黙々と作業に集中しているようでした。


                    完成品はお持ち帰り





基本を覚えたら、次はいきなり応用! 直径50cmの大きなウイスキーの樽プランターを使って、数人一組で寄せ植えを作りました。好きな植物を好きなだけ選んで、どんな植物をメインにして、どのような高さにして、どんな配色にするのか、まったくの自由(植え付けの基本は忠実に!)・・・・相談しながら植え込んでいきます。花材は、ペリカリス‘セネッティー’、パンジー、プリムラ・マラコイデス、スィートアリッサム、キンギョソウ、ストック、ヘデラなど、花卉・苗生産にある植物を使いました。 


                       製作の模様



このような大きな樽プランターへ寄せ植えをするのは初めての方が多かったようですが、皆さん上手に作りました。賑やかで笑いの絶えない楽習会でした。




(渡辺均)



~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
花卉・苗生産ブログを応援してくださる方は、
こちらを1日1回クリックしていただけると、、、

人気ブログランキングへ

ブログランキングがあがります。
これからも応援よろしくおねがいします!

花卉・苗生産ブログに関するお問い合せは、
こちらからどうぞ→お問い合せ
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

2014年2月28日金曜日

ダンギク 2回目。

こんにちは。

以前のブログで一度紹介したことがありましたが、今日は私が扱っている実験植物の『ダンギク』についてお話したいと思います。





ダンギクは日本の西九州に自生が見られますが、その自生地ごとに草丈や葉の形、花の数や大きさなど、様々な違いを持っていることがわかりました。





例えばこちら、長崎県平戸島は西の五島灘を臨む岩山に自生しているダンギクは、岩肌を這うように広がる矮性の特徴を有しています。


この特徴は、強い潮風によって茎が折れてしまわないような低い株が有利となって生き残ってきた結果かもしれません。





反対に、比較的ダンギクの自生が多い長崎県対馬の道路沿いに自生するダンギクは、高い草丈を有しています。


内地のゆるやかな風によって揺られるだけで、比較的穏やかな生育環境ではありますが、そのような場所は他の植物も生育できるため、低い草丈では埋もれてしまい、十分な光を得ることができなくなってしまいます。


そのため、茎を長く伸ばした草丈の高い個体が有利に残ってきたのかもしれませんね。




今ある姿から、かつて生じたことを想像する。


植物がどのようにして環境に適応して生き残ってきたのかを考えていると、あらためて植物が‘いきもの’であることを確認します。






(学生:博士1 安藤)







~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
花卉・苗生産ブログを応援してくださる方は、
こちらを1日1回クリックしていただけると、、、

人気ブログランキングへ

ブログランキングがあがります。
これからも応援よろしくおねがいします!

花卉・苗生産ブログに関するお問い合せは、
こちらからどうぞ→お問い合せ
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

2014年2月27日木曜日

鱗茎ちゃん初出荷

昨年の11月にチューリップの球根を植え付けました。


詳しくはこちら



チューリップやタマネギ等のように地下茎に鱗葉が重なっている球根を鱗茎(りんけい)と呼びます。



これに対しシクラメンや球根ベゴニアのように地下茎自身が肥大化したものを塊茎と呼び、さらに薄皮に包まれたものを球茎(グラジオラス、クロッカスなど)と呼びます。



植え付けたチューリップはおよそ2か月間の低温処理をして、ハウスで加温しました。





そして、昨日やっと咲き始めました。
色々な品種を植え付けましたが、最初に咲いたのはスプリンググリーンという品種です。




春一番より早く、みなさんに春を届けてくれましたので、
さっそく売店「みらくる」で切り花として販売しています。


                                              (長嶋)


~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
花卉・苗生産ブログを応援してくださる方は、
こちらを1日1回クリックしていただけると、、、

人気ブログランキングへ

ブログランキングがあがります。
これからも応援よろしくおねがいします!

花卉・苗生産ブログに関するお問い合せは、
こちらからどうぞ→お問い合せ
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・