2014年3月4日火曜日

理数大好き学生応援プロジェクト


昨日は、千葉大学の西千葉キャンパスへ行ってきました。



普段はあまり行くことはないのですが、ちょっと用事で。


私も学生時代は、一般教養(今は普遍教育と呼んでます)の2年間はこのキャンパスへ通っていました。
大昔ですけど。

用事は、西千葉キャンパス内のけやき会館で開催された、「理数大好き学生応援プロジェクト年度末報告会」。



このプロジェクトの趣旨は↓

・科学技術を支え発展させる人材の育成は、教育界に科せられた最重要課題です。
千葉大学ではH10年に「17才飛び入学(先進科学プログラム)」を創始し、優れた才能の発掘と育成を行ってきました。連動してH8年より独自の高大連携を開始し、理数分野における高度な啓蒙・人材育成基盤を構築すべく、高校生に対するサマースクール、数理科学コンクールを開催し、最近ではスーパーサイエンスハイスクール(SSH)活動・高校生理科研究発表会などを支援してきています。また多彩な学生選抜法や特別カリキュラムにより、学生の個性的能力を引き出し、力のある学生を育成しています。このような独自の教育改革を行なっている本学は、これらの経験を結集・発展させ、日本の理数分野の若者育成の拠点となっています。
 これまでの独創的取り組みを一層全学的に強化・組織化し、探求心の旺盛な理科好き高校生の活動を奨励すると共に、学力の向上を行い、その成果を入学試験の判定に取り入れます。また本選抜による入学者には特別教育コースを設けています。特別コースでは少人数制の担当教員を置き、通常の講義・実習・演習に加え、1年次から特別カリキュラムに基づいて研究・探求できる体制を構築します。これらの取り組みにより、「理数大好き学生」の大学受験を支援し、科学への探求心を継続的に深め、大学院博士後期課程へ進学し、研究者・高度技術者となる優秀な人材を育成します。

このプロジェクトで入学した園芸学部、理学部、工学部の学生たちが、口頭発表・ポスター発表を行いました。
花卉園芸学研究グループでは、2年生の渡辺史さんが、「Calibrachoa における花および葉の揮発性成分に関する研究」をテーマに、ポスター発表をしました。


カリブラコアは非常に多くの園芸品種が出回っていますが、「香り」に注目されることはあまりありません。
でも、渡辺さんがカリブラコア属野生種と園芸品種を用いて分析したところ、野生種には、園芸品種に比べて、花や葉の香りの強い種が存在することが明らかになりました。

2年生といえば講義がたくさんあって忙しい学年ですが、植物の栽培・管理、実験も成し遂げて、とても中身の濃い一年間だったと思います。


(金谷)


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