気が付けば2月下旬…早く仕事を進めなくては、と思いながらも、何だかんだと過ぎ去っていく日々です。
さて、今日ご紹介するのは、qPCR(リアルタイムPCR)についてです。昨年、当研究室に導入したこの機械を用いることで、遺伝子の発現を定量することが可能となりました!
わーい!(^^)!
LightCycler 96
下の写真は分析用のチューブをサラダスピナーを用いて、簡易的に遠心分離している様子です。この方法はネットで紹介されており、低予算ですぐに実践できるため、採用しました!
また、機械や試薬の特性(癖)を把握するため、トライ&エラーを繰り返し、分析条件を修正することで、何とかデータ化まで辿り着きました!
qPCRは、今では一般的な分析方法の一つといえます。今回、この技術的ハードルが取り払われたことで、様々なルート(研究の展開)や可能性が出てきました!がしかし、研究のストーリーを作ること、機械を使いこなすことには、その人間の力量が試されます。
「創造力を持って研究を楽しむ」風土づくりを通して、人やアイデア、お金が集まり、ラボの資産が効果的に運用されることが理想の一つです。
黒沼
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