大学は今週から4月上旬まで春休みです。この期間に補講や集中講義などはありますが、学生さんにとってはパラダイスな期間ですね。修士の1年生や学部の3年生は卒業研究を進めなければなりませんが・・・。教員は講義がないだけで、当然ですが休みではありません。
今日の話題はトウキ(当帰)です。今年もトウキの湯もみが始まっています。これは、生薬の原料にするための加工の一工程です。
昨年の12月上旬に地上部を切り落とした根を群馬県から運搬し、雨よけハウス内で乾燥させていたものを湯もみに使用します。昨年と同様に1月下旬から開始しました。
この湯もみの作業は、乾燥させたトウキの根を80℃のお湯にしばらく浸け、竹べらなどを使って根の汚れ、小石などを丁寧に落とし、軽く揉んで整形させ、再び乾燥させます。お湯に浸すことで、根に蓄積したデンプンを糖化させ、甘味も増すとか・・・。
湯もみが完了したトウキ
お湯はかなり熱いため、ゴム手袋を二重にはめ、とても手間と時間と根気のいる作業ですが、良い生薬をつくるには欠かせない重要な作業です。例年、2月いっぱいまでこの作業が続きます。あと半分くらいかな~?
(渡辺 均)
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