園芸学部附属農場時代から栽培されている斑入りのアガパンサスが柏の葉キャンパス内の系統保存用のハウス内で管理されていますが、約30年前に花を一度見たきりで、それ以降、花をつけたことがありません。
同様の内容を4年前(2019年7月)のブログにも書きましたので、こちらも合わせてご参照下さい。
http://naeseisan2.blogspot.com/2019/07/blog-post_29.html
毎年、少しは工夫をしているのですが・・・。昨年11月にやや暖かいハウスへ移動させ、冬場の株の傷みを少し減らし、その充実をはかったのですが・・・。やはり今年も咲きませんでした。
斑入りのアガパンサス
ところが、冬越しの暖房機の最低夜温の設定が高かったせいか、斑入りの株の中から、緑色の多い斑入りや完全な緑葉に戻る株が数株伸長してきました。先祖返りとでも言いましょうか・・・。それらの株は明らかに斑入り株と葉の幅や長さ、生育の勢いが違います。
緑色の部分が多い斑入り株も
斑入りから緑葉に戻った個体(右側)
その緑葉に戻った株に薄紫色の花をつけました!
緑葉の株が開花!
緑色の葉に戻れば花をつけるということは、冬場の温度管理ももちろん大切ですが、日頃の肥培管理が重要ということになりますね。あまり小株に分けつしないよう、1株(1芽)を大きく育てるような栽培管理が必要のようです。来年の今頃の開花を目指して、再度、基本に戻って挑戦してみたいと思います。
(渡辺 均)
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