2014年12月12日金曜日


本日の学生実習は、ジャパンフラワーセレクション(JFS)のトライアル花壇の用土入れ替えを行いました。
この作業は1031日の記事に引き続き二回目になります。

新しく購入した土を

みんなで協力し…必死に何度も何度も唸りながらライガーに土を搔き込み…


以前の土壌を除去した区画に、新しい土壌を流し込めば完成。

みんなで協力すれば、重労働も大したことありませんね!!

作業後の水は最高に美味しいですね!
 12月の風は心も体も冷やしていきますね。


この作業は、前回の記事同様にトライアル花壇の連作障害対策として行いました。

みなさんの食卓でもみられるアスパラガスでは、他の植物に対して生育を阻害するアレロパシー物質という毒のような物質を根から土壌に放出することにより、自己の生育に有利な環境を作り出す、という戦略をもっています。

しかし、アスパラガスを同じ土壌で栽培し、このアレロパシー物質が土壌に溜まることにより一定の濃度を超えてしまうと、今度はアスパラガス自身の生育に悪影響を及ぼしてしまうことになります。

このような事例も連作障害の一種として考えられています。


連作障害への対策としては、土壌の殺菌や入れ替えのほか、コンパニオンプランツとよばれる土壌障害を予防したり、生育を促進するような効果をもつ植物を一緒に栽培することが有効だと考えられています。


みなさんのお庭でも、生育が悪くなってきたと感じることがあれば、土壌のメンテナンスをしてみてはいかがでしょうか。

(修士1 斎藤)

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