今年の3月のブログでアボカドの挿し木についてご紹介しましたが、その続報です。
2025年3月10日のブログ ~アボカドの挿し木~
https://naeseisan2.blogspot.com/2025/03/blog-post_10.html
国産のアボカドに注目が集まっていますが、一方で定植用の苗が足りず、需要に応えきれていないのが現状です。そのためには、耐寒性のある品種の台木の安定生産が必要です。そこで、挿し木で台木用の苗が生産できないかと、数年前から試行錯誤を行なっています。
今年は、昨年の方法を改善し、ロングポットを使って挿し穂(休眠枝)を長めに調整し、発芽室内にLED灯を取り付けて歩留まりの向上を試みました。
新葉の展開
発芽室内でも強光下で管理ができたため、発根と新葉の展開が昨年より早まり、また、大きな苗を得ることができました。耐寒性のある‘メキシコーラ’や‘エッティンガー’では、この方法である程度の数の苗が得られそうです。
それでも、挿し木をしてからポット上げができるまでに5か月ほどを要しましたので、今後は育苗期間をどれだけ短かくするかが次の課題になりそうです。
(渡辺 均)
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