4月から開講していた園芸学科3年生の「栽培・育種学専門実習」の花卉専攻の実習では、ペチュニアを使って育種目標を立て、交配・採種・播種・育苗・選抜・増殖(苗生産)・販売(母の日駅前販売)を行なっていますが、先日、その2次選抜を行ないました。すでに15回の実習は終了していますので、この実習を履修し、当研究室に分属された学生さんに選抜をして貰いました。
1次選抜はポット苗の状態で花色や花型、草姿を基準に選抜して貰いましたが、2次選抜は母の日向けの鉢花として適性も加味して選抜を行ないました。例年、母の日の前日に柏の葉キャンパス駅構内で学生さんに販売して貰いますので、50鉢の中から母の日のギフトとして、「売れそうなもの」、「売りたいもの」を選んで貰いました。
50鉢の中から選抜開始!
立ち性大輪
這性中輪
学生さんにとっては初めての経験ですが、私では残さないような花色が高評価だったりで、見ているだけでも興味深いものでした。最初にシャーレからセルに小さな苗を移植した時は、約1300本でしたが、残されたのはたった8鉢になりました。選ばれた株は追肥と切り戻しをして、12月に最終選抜(芽吹きや株立性)を行ない、挿し芽を行なって母の日向けの苗づくりを行なう予定です。世界で一つだけの花を作り、贈るための作業が続きます。
(渡辺 均)
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