今日の話題は挿し木です。発根がしにくい。挿し木ができない。難しいと言われるとチャレンジしたくなるもの。これまで、クロマツ、サクラ、キハダ、ニガキ、アボカドなどの挿し木を成功させました。しかし、どれも歩留まりはそれほど高くはありません。高くても50%ほど。
挿し木では、植物ホルモン、微量要素、発芽室内での環境条件(温度・湿度)などの検討を行なってきましたが、光条件については未着手でした。特に発根のしにくい植物では、葉は展開するものの、切り口のカルス形成が遅れ、発根するまでに時間がかかり、その間に枯死してしまうことが多いようです。より早くカルスを形成させ発根させるためには、挿し木中にもより強い光を当て、光合成を促進させる必要があるのでは?
発芽室内での挿し木中の植物への補光
ということで、技術職員の長嶋さんに発芽室内にLED灯を追加して貰いました。より強い光条件下での新梢の伸長を促し、挿し木の難しい植物の歩留まり率の向上を目指します。
(渡辺 均)
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