2021年7月9日金曜日

矮化剤の意外な用途

こんにちは。学部3年の松田です。

 

 先日、このブログをご覧になっているという方に、初めてお会いでき、少し感動しました。笑

そういえば、当研究室の研究生の方も、ここの活動を知ったきっかけは、ブログだとおっしゃっていました。

これからも、有用な情報を皆さんに発信できればと、思いを新たに致しました!

 

 さて、先日の学部3年生の実習で、ニチニチソウの出荷調整を行いました。

 

 

 今回は、ニチニチソウの生産過程を振り返り、最も印象に残った「矮化剤」の処理についてお話ししたいと思います。

 

 みなさんは何のために矮化剤を散布するかご存知ですか。

お恥ずかしいことに、私は、ミニバラのように、コンパクトに仕立てることで商品価値をつける、くらいのことしか思い浮かばなかったのですが…。

 

 実は、「しっかりとした苗にする」という大きな目的があります。

葉・花の大きさは変わらず、節間だけを短くすることができるのです。

不思議ですよね。

それだけでなく、散布する量を調節することで、「品種間での草丈の差をなくす」こともできます。

 

 実際に散布した感想としては、薄く均等にするのが案外難しく感じました。

かなり敏感に反応するため、少しの散布量の違いでばらつきが出てしまいます。注意が必要です。

 

 品目・品種が同じであっても、いつ何を施したかによって、その効きが変わってくるとも言えます。

当たり前のことではありますが、この実習を通して、改めて実感しました。

 

(学部3年:松田)

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