2021年3月5日金曜日

ハダニの恐怖

こんにちは、研究生の秦です。

 

3月に入り、温度が少しずつ暖かくなり、少し春の気配を感じてきました。

 

今回は葉ダニについて紹介したいと思います。

 

 去年の秋頃、四種類の鉢花を買いました、最初は綺麗な花を咲いてくれたのですが、今はその中の二つはハダニが発生してしまいました。

 



 上の写真は紅花苺です。出てきた苺は試しに食べてみました。最初に着果したものは香りも良くて、味も甘かったのですが、その後に着いた果実は酸っぱくなりました。多分肥料を使ってないことが原因で、肥料を使えば、全部の苺は甘くなると思います。皆さんにお勧めです。しかし、花が咲いた一ヶ月後、ハダニが発生してしまいました。初めに見た時は気持ち悪いと思って、すぐ対応したところ、治りました。

 

 

 こちらはハダニが付いているストックです。ご覧のように、ストックに糸のようなものが付いています。ハダニはクモの仲間で、糸を吐きます。紅花苺が元気になったので、もう心配しなくていいと思った時、ストックにまたハダニの糸を発見した。今回はハダニの話をしようと思ったので、すぐに駆除したい気持ちを抑えて、写真を撮りました。

 

 ハダニは移りやすいので、今回ストックのハダニは紅花苺から移ったと思っているのですが、ハダニの発生原因を調べたら、通気性が悪く、暖かい場所で発生し易いらしいです。これらの鉢花はずっとこのような環境で育てているので、今回ストックのも発生してしまった可能性があると思います。

 

 ハダニ自身は水に弱いので、ハダニの対応方法として、ハダニが少数の場合は薬剤を使わずに水だけで徹底的に洗えば、駆除できます。数が多い時は、やはり薬剤で駆除します。移りやすいので、もしハダニが発生した植物のそばに他の植物があるなら、すぐ隔離した方がいいです。病気というのは、やはり人でも、植物でも、弱い個体の方が病気になりやすいので、普段から注意を払って、健康の状態を保つのは一番重要なことと思います。

 

(研究生 秦)


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