2008年9月25日木曜日

苗生産システム~その2~

前回の記事は種子を播いたところで終了してしまったので、
今日はその続きを書きましょう。


まず、、、
種子を播いた後どうするかというと、、、
発芽をさせなければなりません。

そこで、、、
発芽をさせるための発芽室に、
種子が播いてあるセルを入れます。

発芽室は、発芽に必要な温度環境を一定に保ってくれるお部屋です。

これが発芽室の外観。




ドアのところにある移動式の棚にセルを積んで、、、
そのまま、
棚ごと発芽室に入れられます。


ここまでは、機械が自動でやってくれるので簡単ですが、、、
��実際には、機械にも細かいミスがあるので最終的にはプロの目によってチェックされます。)
この発芽室に入れてる期間をどれくらいにするか、
つまり、いつ発芽室からセルを出すか、のタイミングをはかるのは、
やはり、プロの目が必要!
長く発芽室に入れていれば、それだけで苗が劣化してしまう恐れがありますから、
このタイミングは気を使います。

『苗』という言葉だけ出てきても、イメージしづらいと思いますので、
実際のセル苗を御見せしましょう。




ちなみに、この苗が何だかわかりますか...?


これは、ビオラの苗です。
発芽室をうまく使うと、こんなにきれいに揃った苗が出来上がります。

このビオラの苗も1週間もすれば、、、




この通り!
もう、鉢上げする大きさになります。
セル苗としてはこの状態で完成です。


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