2018年3月9日金曜日

アマリリス


 みなさんこんにちは 学部4年の竹田です。

 暖かくなってきましたね。
 寒暖差が激しいこのごろですが、風邪などひいていませんでしょうか。

 暖かくなってきた温室内ではたくさんの花たちが咲き始めました。

 そのなかでも今回は色の珍しい花を紹介したいと思います。



  Hippeastrum ヒガンバナ科ヒッペアストルム属のアマリリスです。

 アマリリスといえばオレンジの花が主流ですが、こちらのアマリリスはほんのり緑の花弁に、赤紫のアントシアニジン由来の色素がのっています。

 私はこれまで色素の研究をしていたのですが、このように様々な花色を、色々な植物で注目して見ることができるようになり、楽しいなと感じています。

 自分は来年度から大学院へ進みますので、花色のさらなる広がりを求めて、院生でも花色の研究を続けていきたいと思っています。


 まだしばらく寒さが続き、花も凍える気温となりますが、風邪などひかぬようご自愛ください。

(学部4年:竹田)


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2018年3月8日木曜日

セ●ム、してますか?

柏の葉キャンパスの一角には、限られた人しか入れない、秘密の小部屋があります。


そこは・・・
光が入らないよう扉も窓も塞がれ、
夏でもちょっぴりヒンヤリする、、
二重鍵のかかった、、、

















農薬庫!!!



中にはもちろん、農薬が。














私たち花卉・苗生産部の物だけでなく、
蔬菜・作物部、果樹・造園部、植物工場の多種多様な薬品が
ここに集められています。








大学全体で管理を徹底しており、
受入量や使用量、使用倍率、対象作物、使用者などの詳細な帳簿付けは当然のこと、
棚1つ1つの施錠もします。
使い切った容器専用のゴミ箱や、













転倒防止のカゴ、

液が溢れた場合に吸着させる砂まで常備してあります。




















さらに、万一、誤飲や中毒症状を起こした際、適切に対処するため、
SDS(製品安全データシート)も見やすい位置に置かれています。














正直、ここまでしなくちゃダメ?と聞きたくなるほど、
使用するまでに立ちはだかる壁が多いのですが、
家庭用とは、濃度も量も桁違い。
一歩間違えれば、取り返しのつかない事態も起こりうるため、丁寧に扱っています。


農薬は、使わないで済むのならそれが一番ですが、
病気も虫も、そこら中に潜んでいるもの。
病害虫を避けつつ、用法容量を守って農薬とも上手に付き合わなくては!


そして、秘密の小部屋は入り方を間違えると、
『1、2、3、4、●ソック!』的な方々が来ることもあるので、
開錠の仕方にも十分気を付けなくては!




(池田)

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2018年3月7日水曜日

×印の花


 やや寒さも緩み始めるこの季節。
 眼の周りがうずうず、鼻がむずむず…症状の出始めた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 もちろん、私もその一員です。
 春の息吹をじっくりと楽しみたいところですが、眼が開けていられないという悲しさです…。

 さて、そんな春に咲くつもりだったであろう花が、温室内で一足先に咲いていました。



 こちら…なんとも刺々しい形をしていますが、ベンケイソウなどの多肉植物ではありません。



 こちらはホルトソウEuphorbia lathyris です。



 ホルトソウはトウダイグサ科トウダイグサ属の2年草で、直立した茎には十字対生という、上から見ると「×」の形に葉をつけています。



 トゲのように線形の細長い葉をつける茎部は赤から淡紫色を帯び、その先端に数個に分かれた花序をつけます。




 花のようにみえるこの部分は苞葉と呼ばれる葉の変化した器官。
 トウダイグサ科には多く見られるものですね。
 内部には複数の雌蕊と雄蕊がみられます。

 温室内で春を感じて先走り気味に咲いていますが、本来は春から夏にかけて咲く植物で、夏に大きな果実から採れる種子は油分に富み、工業用の油として古くから用いられていたようです。
 さらに、油分を絞り出した種子は、続随子(ぞくずいし)という生薬として用いられ、利尿効果があります。


 ともすれば不気味な形をしているホルトソウですが、「見せかけ」という花言葉からも、見た目より様々な用途に利用できる植物ですね。

 今年の夏にその種子を拝めることを期待しつつ、まだ寒い季節に咲いてしまった花も、それはそれで楽しんでみている今日この頃でした。

(安藤匡哉)

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2018年3月6日火曜日

スキルアップ報告会

 本日は、スキルアップ報告会について、ご紹介します。スキルアップ報告会とは、フィールドセンターの技術職員の方々が、研究成果や活動成果をキャンパス内部の教職員へ報告する会です。
 花卉・苗生産部からは、池田技術職員が、学会発表について、その研究成果と活動報告を実施しました!


 その他にも、農機具の管理や他大学への視察報告などが行われました。特に、当キャンパスの農薬管理は、優良事例として、千葉大学の環境報告書に掲載されたそうです。
 安全かつ高水準な実務教育や、生産・研究活動を行うための、技術職員の方々の努力を知る良い機会となりました。

黒沼


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2018年3月5日月曜日

オウレンの花が見ごろ

今年の冬は例年になく寒い冬でしたが、当センターの薬草園では、早春の花が咲き始めました。

サンシュユ、フクジュソウ・・・。日除けがされている寒冷紗ハウスの中では、オウレンの花も咲き始めました。オウレンという植物自体、なかなか目にする機会はないかと思いますが、楚々とした可憐な花を咲かせています。



オウレン{ Coptis japonica (Thunb.) Makino } は、キンポウゲ科の植物で、根は生薬として利用されています。生薬名は「黄連」、健胃整腸薬として使われ、苦味の強い生薬です。苦味が強い方が良い「黄連」なのだそうです。それにしても、かなり苦いです!

オウレンは、山林の林床に自生する陰性植物です。平安時代の中期以前から国内で栽培・利用されてきた記録があります。しかし、現在ではその生薬のほとんどが中国からの輸入品です。その理由は、生育が非常に緩慢で、林地で栽培すると定植から収穫まで10年~15年、日除けをした畑で栽培しても収穫までに5年以上かかってしまいます。単価は生薬の中では比較的高い方ですが、新規就農をして栽培したいと思えないほど時間のかかる植物です。

このほかに薬草園には、変種のセリバオオウレン{ Coptis japonica (Thunb.) Makino var. major (Miq.) Satake も植えられていますが、こちらの株の花は典型的な野生のセリバオウレンの花とは違うようです。


当センターの薬草園は、平日の9時~17時、土曜日の9時~12時まで一般の方も入園可能です。この時期にしか花を見ることができませんので、ご興味がございましたらお立ち寄り下さい。



(渡辺 均)

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2018年3月2日金曜日

ふわふわな毛玉


 先日、1000属ハウスで灌水をした際、ふわふわな花を見つけました。


  女性のバッグのアクセサリーに似ていませんか?
 今回のブログではこの ふわふわの毛玉カリアンドラを紹介したいと思います。

 カリアンドラ Calliandra はマメ科ベニゴウカン属の常緑低木です。
日本では観賞用園芸品種として、温室で栽培されています。


 葉は羽状複葉で、多くの羽片をつけます。


 ネムノキに似て赤い花を付けるので、ベニゴウカン(紅合歓)という名前がつけられました。
 花冠が小さく、中心に集まり、長い雄蕊は多数伸びて、球状になります。


  これは蕾です。多数の花冠が中心に集まっているのがみえますね。

 1000属ハウスには面白い花がたくさんあります。
 私たちは管理をしつつ、また面白い植物を見つけ、皆さんに紹介したいと思います。
 どうぞ楽しみにしてください。

(修士1年:王)

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2018年3月1日木曜日

シクラメンのポット上げ

今週はシクラメンのポット上げをおこなっています。

今年は全26品種。
昨年11月22日に播種し、
12月末から1月始めにかけて、ハウスへ移動しました。




子葉が出そろうまでに少し時間がかかりましたが、
現在は本葉が2枚展開しているところです。




1ポットずつ丁寧に植えてもらいます。




人の手が変わっても植え方が変わらないよう、
全員が同じように植える事が最も大切です。




さすが花卉・苗生産部のパートさん、
仕上がりがとても綺麗ですね。



3号ポットに仮植えした後は、
5月末に4.5号ポット、
7月に6号サイズの仕上げ鉢に鉢増ししていく予定です。

12月に無事、シクラメン祭が開催できますように。

(長嶋)



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